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モーネスキンとマネスキンのどっち?イタリアの若者ロックバンドが熱い!

モーネスキンとマネスキンのどっち?イタリアの若者ロックバンドが熱い!
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今エネルギッシュに世界をかち割る勢いのイタリアのロックバンドMåneskin

モーネスキンともマネスキンとも紹介されているので、一体どっちの読み方が正しいの?って思いませんか?

このブログでは、そのモヤモヤを解消するべくモーネスキンとマネスキンのどっち?イタリアの若者ロックバンドが熱い!というテーマでお届けします。

世界でこれだけ人気が出て有名になり、日本でも紹介されるようになってからモーネスキンと紹介されている情報を見て、逆に新鮮に思ってしまいました。

何故ならイタリアでは常にマネスキンだからです。

中にはイタリア語読みでモーネスキンと発音と解説されているものも目にしましたが、イタリア語はいくつか例外があるとは言えアルファベットはそのままローマ字読みが基本です。

イタリア人こそ外国人の名前をイタリア語化させてしまう天才なのです(笑)。

で、ここにきてやっとMåneskinってそもそもどういう意味?と気になり出しました。

毎回聞くたびに、“マネキン人形みたい”と思っていただけの単純な私。

で、名称の由来や意味を調べてみたりもしたので、モーネスキンとマネスキンのどっち?イタリアの若者ロックバンドが熱い!と言う内容でこのバンドに興味を持ち始めている皆さんにシェアします!

 

Måneskinはモーネスキンとマネスキンのどっち?

Måneskinって何語でどう言う意味?

この、aの上に小さな丸がつく文字は、イタリア語にはありません。

なんと、これって月光という意味のデンマーク語らしいです!

マネキン人形かと思いきや(笑)!

で、果たして正しい発音は?というと、デンマーク語の”å”の発音はアとオの合間の様な音らしいです。

だから、日本語でのカタカナ対応にするとモーネスキンとなるのでしょうね。

 

出身国のイタリアではどう紹介されている?

彼らがメディアに登場した2017年以来、イタリアではマネスキンと紹介されるのが自然でかつ当然の様に受け止めてきたし、それに対してメンバーから訂正を求められた事もなかった様に思います。

要は自分達のバンド名なのだから、自分達さえそれにしっくりくるなら自由でいい訳ですよね。

もしかしたら言葉はデンマーク語、でも発音はイタリア語で・・どうせイタリア人にはイタリア語で読まれるのが目に見えているしと割り切っていたのかもしれないと思うのは私の単なる深読みでしょうか(笑)。

 

Måneskin:イタリアの若者ロックバンドが熱い!

先ほどちらっと話しましたが、何せこのバンドは結成当初メンバーの年齢が全員未成年でした!

ちなみにイタリアでの成人は18歳です。

イタリアの高校は基本5年生で、そのうち学年でなく16歳の誕生日までが義務教育となっています。

技術的な事を身につけつつ卒業後の就職も視野に入れて学ぶ高校と、言わば大学準備校と言う位置づけのリチェオがあります。

彼らのプロフィールを見ると、ドラムのエーダン・トルキオは明かされていないのですが、他のメンバーは彼らの育ったローマでリチェオに通っていた事がわかっています。

しっかり勉強にも向き合っていた青年たちだったのですね!

 

どの様にMåneskinが結成されたのか?

2015年、当時理数系リチェオの高校生だったヴィクトリアが、同級生だったトーマス・ラッジにバンドの話を持ちかけたのが始まりの様です。

彼女があるインタビューで結成に至る話をした内容によると、ダミアーノに行き着く前に何人かのボーカリストの候補があったとか。

でもなかなかイメージに合わず、やっと良いと思う女性ボーカルが現れたと思ったら住まいがローマ市外、しかも都合がなかなか合わなかったそう。

中学生時代からヴィクトリアは色んなバンドに参加し、その中の一つでダミアーノと面識を持っていたそうなのですが、当時メタル系を目指していたヴィクトリアとポップ系を目指していたダミアーノとは方向性が違うと思い、疎遠になっていたそうです。

数年の空白の間にダミアーノ自身も真剣に歌の道を考えたり、ジャンルを幅広く目指していくという意思を強めていたところに再びヴィクトリアとコンタクトを取り、ボーカルとして加わる事になりました。

そうなると足りないのはドラマー!

そこで、ヴィクトリアが自身のフェイスブックでローマ在住のドラム奏者募集の声をかけたところ、そのチャンスを逃さず見事仲間入りを果たしたのがエーダン・トルキオでした。

これがMåneskinの結成ストーリーです!

 

Måneskinメンバー紹介

ベース:ヴィクトリア・デ・アンジェリス

メンバー4人の中の紅一点♡の女性。

紅一点とは言ったものの、一旦演奏が始まるとものすごいパワーで圧倒されます。

ヴィクトリアは生まれも育ちもローマですが、デンマーク人の家系との事。

8歳の頃からギターを習い始めて中学生時代にはミュージックスクールに通い、11歳くらいからベースギターを引き始めました。

先ほども紹介したインタビューの中で、中学生時代には10組ぐらいのバンドに足を踏み入れた経験があると言っていました。

理数系の高校で意気投合したトーマスとバンドを組もうという話になり、そこから結成に至ったバンド名としてデンマーク語で月光を意味するMåneskinと提案したのだそうです。

ところで、彼女は小さな頃から女である事、男とか女とかいう性別に基いた常識に疑問を抱いてきたらしいです。

ある時からスカートを履かなくなったのもそう言う疑問からだとか。

バイセクシャルである事も公にしています。

勝手にベースギターを演奏したり男気もありながら、根はとても女性的なのではないかと勝手な想像をしていました。

彼女のインスタはかなり過激なものも多く、その挑発的でミステリアスな感じもファンを惹きつける魅力なのかもしれません。

ヴィクトリア・デ・アンジェリスに関しては別のブログでも紹介していますので、よろしかったら訪れてみてくださいね!

 

ボーカル:ダミアーノ・ダヴィッド

ある時ダミアーノの両親の写真がインスタに出たことがありました。

美男美女、中国の万里の長城での写真での写真。

ダミアーノの両親は揃って航空会社の客室乗務員だったようです。

その為ダミアーノも3歳年上の兄ヤコポも幼い頃から世界中を旅する機会があり、語学が得意の様です。

ダミアーノは語学系リチェオに通っていたものの、留年を繰り返した後中退を決めて今しています。

Måneskinのボーカルになった経緯は重なるので省略しますが、彼はオーディション番組Xファクターの頃から曲調によって声色を操り、パフォーマンスにカリスマ性と何をとっても秀でていました。

審査員たちが、最高のフロントマンと賞賛したほどです。

持ち前の長身にルックスの良さに加えて中性的。

時にはセクシーにまた時にはビシッとと、そのファッションやメイクにしても今も個性的なスタイルに注目され続け、GUCCIの春の新作モデルとされるなど話題はつきません。

薬物依存の疑いをかけられた事があったのですが、その時のダミアーノの返答“ロックスターは薬物利用者ばかり”というような変なレッテルに当て嵌められるような自分達ではない。健全な上でこそ熱狂できるものを追求し続けられると信じているから!”という言葉には、彼らのインテリジェンスを感じました。

一つだけ、これは私の個人的嗜好ではありますが、あの前身に見えるタトゥーだけは非常に残念です。

 

ギター:トーマス・ラッジ

トーマスも幼少の頃から音楽好きで育ち、早いうちからギターを習っていたようです。

最初はクラッシックギター、その後エレキギターに変更。

Måneskinのメンバー最年少。

このバンドの結成に至る以前にもヴィクトリアとはバンドを組んだ経験があり、一番最初のバンドは12歳の時にまで遡るそうです。

MåneskinとしてXファクター出場前にはローマの中心コルソ通りなどで演奏していた彼らですが、その様に活動しつつも2019年には高校卒業のマトゥリターと呼ばれる試験を受けて無事ディプロマ(高校卒業資格)を取得しています。

その際にはいかに勉強と音楽活動の両立が難しいか述べていました。

音楽への理解を示して常に応援してくれていた両親との関係は非常に良く、特に父親による精神的バックアップは大きかった様ですね。

数台のギターを愛用していますが、彼の一番のお気に入りは1983年のフェンダー・スクワイア・ジャパンだそうです。

 

ドラム:エーダン・トルキオ

前述した様に、バンド結成にあたりドラム奏者が足りない!と言うことで、ヴィクトリアが自身のフェイスブックで募集をかけた事で仲間入りしたメンバーです。

やはり幼少の頃から音楽スクールに通っていました。

映画監督である父について、青少年期の多くを映画の撮影現場で過ごしたそうです。

プライベートに関しては多くが語られていない為に詳細はわかりませんが、父親は3回結婚をしているのでエーダンは何と母親違いの兄弟姉妹?が8人いるそうです。

映画のセットのある場所に親しんで来れたのは、もしかすると今のエンターテイナー的な要素を培った源だったのかもしれません。

 

Måneskinが有名になったきっかけ


2017年、彼らはイタリアでの人気オーディション番組Xファクター(エクスファクター)の第11回エディションに出演しました。

Xファクターとは、2008年からスタートしたミュージックタレントオーディション番組です。

イギリスのThe X Factorと言う番組のイタリア版となっています。

プロを目指すバンドや個人が参加して、優勝すればプロデビューが約束されています。

審査員がオーディションの予選通過したアマチュアミュージシャンをそれぞれ担当し、チームを組んで毎週毎週特訓しながら個性を引き出し成長させていきます。

その様子もネット配信などで視聴者は追う事もでき、毎週一回放送の番組内ではライブでその成果を披露し勝ち抜き戦となります。

どの審査員の担当するミュージシャンが最後まで勝ち抜いていくか、この番組の面白いところは審査員同士のコンテスト(対戦)でもある人気戦でもあるところなのですね。

 

X FactorでのMåneskin

Xファクターは数少ない好きな番組の一つで、2017年の第11回の放送もよく覚えています。

Måneskinは最初から圧倒的なパワーと個性を披露していました。

そして実力と人気で決勝まで勝ち抜いていきました。

惜しくも2位という結果に終わったMåneskinでしたが、この番組の後すぐにアルバムデビューのオファーを受けたのが彼らの第一歩だったのです。

番組終了後間も無くして、ラジオでもSNSでも彼らの名前や曲の再生頻度は度を抜いていて、正直彼らを破り優勝したアーティストは何処へ?と言うほど圧倒的な存在感をしましました。

勿論、優勝者も素晴らしかったのですが、Måneskinとは対照的でソロで活躍のとても硬派な歌い手さんでした。

オーディション番組に出る際には素人状態なわけですが、回を重ねるごとに歌唱力は勿論、パフォーマンス性も求められて行きます。

コーチを担当する審査員の腕にもかかっていますし、個性も大事ですよね。

実力のみならず、ハードである時もあればセクシーにもなるダミアーノの声色や、メンバー達の奇抜なメイクや衣装もとても注目されていました。

今も尚その奇抜さや個性は更にエスカレートして、よりファンを魅了している様に思います。

 

Måneskinの主な活躍

2021年のイタリア随一のサンレモ音楽祭では優勝し、5月にはイタリア代表としてユーロビジョンソングコンテストに出場しそこでも優勝。

アメリカでもローリングストーンズの前座に招待されてパフォーマンスしたり、ヒットチャートで1位をマークしたりでとにかくその勢いはまだまだ止まらなそうです。

 

モーネスキンとマネスキンのどっち?イタリアの若者ロックバンドが熱い!のまとめ

いかがでしたか?

今回は、Måneskinの読み方はモーネスキンとマネスキンのどっち?という話から、今世界で最も熱いこの若者ロックバンドについてお届けしました。

名前が“マネキン人形”みたいだと思い込んでいた私も、お蔭でこの機会に深掘りできましたので、Måneskinの読み方は原語のデンマーク語ではモーネスキンに近いものの、イタリアでのバンド名はマネスキンであるというお話をお届けしました!

2022年夏は日本でSUMMER SONIC2022のライブに出演します!

ファンは待ち遠しいですね。

これからの活躍、ますます楽しみすぎで目が離せません!