今回は、外国人へのお土産で喜ばれた日本食10選とは?選ぶときの注意点も紹介!というテーマでお届けします。
私がイタリアに住み始めたのは今から四半世紀以上前の話ですが、当時のイタリア人は食に対して非常に保守的でした。
現在はイタリア人の食文化もだいぶ変わり、当然人々の興味や求める傾向も変わっていると実感します。
今回は、私が実際にイタリア人やイタリア在住の外国人のお友達から喜ばれたり、リクエストがあった日本食の中から10選をご紹介しますね。
外国人へのお土産で喜ばれた日本食10選とは?選ぶときの注意点も紹介!
お付き合い下さい!
外国人へのお土産で喜ばれた日本食10選とは?

今回はあくまでもお土産に相応しい日本食に限られますので、なまもの等は取り上げません。
あくまでも私の経験からの10選なので、ご理解くださいね。
1:カリカリ梅
よく、外国人が嫌いな日本食Best3が梅干・納豆・海藻といわれます。
がしかし、ここではいきなりカリカリ梅(笑)!
私は自分が好きなので海苔巻きで必ず梅巻きを作るのですが、今までほぼ100%梅巻きはイタリアのお友達にも気に入られています!
日本人でも苦手な人がいても不思議ではない味ですが、結構受け入れられるものなのだなと実感。
そんな中、カリカリ梅を試しに配ってみたら案の定最初はびっくりしつつも美味しいという人続出!
あくまでも私の周りの人たちなので、外国人に絶対気に入ってもらえます!と云うお話ではない事をご了承くださいね。
ただ、イタリアで手に入らないので日本からのお土産にすると、その貴重さも手伝って喜ばれています!
2 : 日本のチューイングガム
日本のガムは味が長持ちするし美味しい!
そしてお得用プラスチック容器の中には捨てる時のための紙在中とは驚きだと、それはそれは話題になった代物です。
私自身はもう長い事ガムを噛む事がないので最近はわかりませんが、確かにイタリアのガムって最初は美味しいと思えても、あっという間に味がなくなってしまっていた気がします。
そうそう日本の眠気覚ましガムは、運転する際に欲しくなる事があります。
3 : 味の種類が豊富なこんにゃくゼリー!
我が家の息子達も大好きなこんにゃくゼリー。
イタリアにはそもそも日本のようなゼリーが無いので、日本に行くとお店でゼリーを選ぶ事が楽しみの一つの様です。
結構毎回買い込んでくるものの、誤飲事故があってはいけませんしお渡しする相手は気を付けなければなりませんね。
4:胡麻ドレッシング
イタリアでは基本的に、塩胡椒にオリーブオイルとワインビネガー若しくはバルサミコ酢やレモンで大概は済んでしまうのでドレッシング文化は発達していないのですが、以前胡麻ドレッシングが意外にも人気があってびっくりしました。
生野菜に限らず、茹でた野菜等にも使ってもらえますよね。
5:金箔入りのお酒
何をお土産にしようかと頭を悩ませた結果、いつも大変お世話になっているご夫妻にお渡ししたらとっても喜んで頂けたのがこの金箔入りのお酒でした。
今では瓶ものは全てスーツケース内に入れなければならないし、そう沢山運べるものではありませんが、中々手に入らない珍しいものをプレゼントしたいという方(勿論成人に限ります)にいかがでしょうか?
日本酒の事は知っていても、実際味を知っていると言う方は限られています。
わざわざ日本から貴重な良いお酒を抱えてきても、その味を果たして好んでもらえるかどうかはわかりません。
でも金箔入り!という付加価値が加わる事で、例え飾られているだけで終わったとしても存在感を示す事は間違いありません。
6:インスタントラーメン
ここ数年急激に湧き上がったラーメンブーム。
イタリア人の中にもラーメン好きが多いようで、最近ではスーパーでもインスタントラーメンが売られているくらいです。
四半世紀前からは想像出来ない状況に驚くばかりです!
でも、流石に日本で買い求められる様な質と味は期待できないので、近年喜ばれる日本食にエントリーしています。
これまた結構嵩張るのが困る点なのですけれどね。
7:和菓子なら落雁や金平糖を!
いくら高級で有名どころの和菓子だとしても、外国人に喜ばれるかどうかは難しいですね。
アニメのドラえもんを知っている子供達は、どら焼きに興味を持ってくれているのでまだ息子達が小さかった頃には時々私が作るどら焼きが、息子達のお友達の間で結構好評でした。
そこで、とても気に入ってくれたご近所の子に、里帰りをした際に空港で既成品のどら焼きを買ってきて渡した事があったのですが、私の作ったどら焼きの方が美味しいといわれました(笑)。
喜ぶべきなのですがちょっと残念と言う複雑な結果です。
勿論生菓子どら焼きなら確実に喜ばれたに違いありませんが、お土産としてお渡しする事前提だと日持ちも心配しなければならず、買い求めたのがきっとどっしりあんこのどら焼きだったからですね。
落雁は一見地味なイメージですが、日持ちもするし夏の暑さの中でも持ち運びに心配無用。
砂糖菓子ですからコーヒーのお供にもなり、意外にも気に入ってもらえた和菓子でした。
見た目が可愛い金平糖は、プレゼントする方もされる方も嬉しくなる様なお土産で喜んでもらえる事間違いなしだと思います!
8:キットカットなら大人気の抹茶味!
キットカットといえば最早どこの国にでも目にするとは思いますが、抹茶人気が密かに高まっているイタリアでは抹茶味のキットカットは大好評です。
一時期限定だったのかイタリアでも売り出した!という噂を耳にしたのですが、私自身は目にする事なく過ぎてしまった様です。
それにしても、今サイトを見てその種類の多さにびっくりしました!
その時々の限定商品など、色んな味の詰め合わせなんて喜ばれそうです。
ただ、チョコレート系は夏は避けた方が良いですね。
9:柿の種などお煎餅類も人気!
季節に限らずにスーツケースに入れて持ち運びできるお煎餅は、お土産として選びやすいです。
近年の日本食ブームにより、一般的にお醤油も普及しているし、クラッカー感覚で好まれやすいと思います。
実際、最近では揚げ煎餅的なものが食前酒のお供のおつまみに出てきたりすることもあります。
ただ、どうしても持ち運びで割れてしまいがちなので、おかきとピーナッツの小袋入りとか綺麗な包みのおかきセットみたいなものが便利です。。
柿の種も私の周りでは大人気です!
一つだけ、ワサビが苦手な人は多いので、もしかしたらワサビ味は避けた方が良いように思います。
10:緑茶他お茶類
日本は緑茶に限らずお茶の種類が無限にある国です。
今ではイタリアでも緑茶に含まれるカテキンの効能が注目されていて、スーパーの紅茶売り場に緑茶のティーパックが置いてあったり、ペットボトルの緑茶が売られていたりします。
健康や美容の為にと、ハーブ専門店で買い求めている方もいる様です。
ペットボトルの緑茶は、正直日本人の私たちには緑茶と呼べない代物ですが(苦笑)。
なぜなら緑茶にもお砂糖を入れないと飲めない人達が多いので、既に甘くなっている上レモン味とか余計な味がついているのです。
中には本当に日本の文化を知っていて、本来私たちが呼ぶ緑茶を好きな人もいますので、そういう方々になら本場の緑茶。
良いお土産となりますね。
嵩張りますが、綺麗な茶筒入りを選んであげられるとより喜ばれます。
私の周りのお茶好きイタリア人には、緑茶以外のほうじ茶やドクダミ茶・黒豆茶やプーアール茶など所謂健康茶と呼ばれるものがとても喜ばれました。
それらの存在はあまり知られていませんし手に入らない物だと言う事もあります。
イタリアにも色々な健康茶はあるのですが、良い睡眠の為にとか消化を助ける為にとか基本的にはハーブ茶なので日本で言う健康茶とはかなり違うのです。
お土産にする日本食品を選ぶときの注意点も紹介!

ここ最近の日本食ブームにより、実は他にも色々思いつく日本の食材はあります。
一般的には食感がサクサクした食材の方が、受け入れやすく好まれる確率が高い様です。
勿論人によるので.決め付けることはできませんが、好みが分かれそうな注意すべき食品の例や、持ち運びや賞味期限の問題などで注意するべき点も紹介します。
和菓子 種類によっては冒険
いかに高級店のものであってもモナカや羊羹の様なものは、よっぽど和食通の相手でなければ難しいかもしれません。
味に関しては人それぞれではありますが、日本でも子供達が喜ぶかどうか?を考えてみると少し分かりやすい気もします。
元々ヨーロッパ起源のケーキ菓子
カステラやバームクーヘンは流石に好評です!
ヨーロッパから伝わってきたものでありながら、もはや日本独自のものとなっていますよね。
でもここで気を付けなければならないのは賞味期限!
また、移動時間が長いヨーロッパへのお土産として選ぶには、常温保存で大丈夫なのかや潰れる心配はないかなども考慮しなければなりません。
折角なら、日本にはこんなに美味しい物があるのかと思ってもらえるものを選びたいですよね。
お土産を渡す時の姿勢についての注意点!
日本では慎ましい礼儀となる「つまらないものですが」という謙遜的な低姿勢は、外国では逆効果の場合もあります。
「これはオススメだから是非お召し上がりください!」
「是非食べてみて欲しくて選びました!」と積極的にお渡ししましょう!
あともう一つ、例え綺麗な包装をしてあったとしてもイタリア人の友人たちがいうには、プレゼントの包みは豪快に破って開くというのが慣習(!?)との事です。
お国変わればで、大切に取り扱われていないという訳ではありませんので心してお渡しして下さい!
外国人へのお土産で喜ばれた日本食10選とは?選ぶときの注意点も紹介!

今回は、外国人へのお土産で喜ばれた日本食10選とは?選ぶときの注意点も紹介!というテーマで海外へのお土産選択食品編をお届けしました。
私自身も日本食がとても恋しい今日この頃です。
別のブログで食品以外でのお土産のおすすめを紹介しております。
是非そちらも訪れてくださると嬉しいです!
早くまた自由に行き来出来る日が来る日を祈りましょう!