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イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!
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今回は、イタリア夏野菜の定番ズッキーニを取り上げてみたいと思います。

今年は5月の平均気温が低く、6月は悪天候が続いたりで例年よりも畑の恵みや果実がなる時期が遅れがちと見受けられます。

それでも自然の力はすごいですね。

夏至前後から強い太陽の光を浴びて一気に夏らしくなった我が家のあたりでは、トウモロコシ畑の背丈が一気に伸びたり畑ではズッキーニがニョキニョキ(?)成長。

先日はご近所さんから一本2kgもある巨大ズッキーニが届きました(笑)。

ズッキーニは扱う時に手にネバネバが付いたりしてそれが苦手だという人もいます。

知らないと傷んでいるのでは?と心配になる人もいるかもしれませんね。

という事で、イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!

ありがたい事に沢山畑の恵みを頂きますので、簡単に美味しく食べられる私のお勧めレシピも紹介したいと思います。

是非最後までお付き合いください!

 

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!通常の大きさのズッキーニと一本2kgもする巨大なズッキーニ

イタリア夏野菜の定番と紹介しましたが、実はズッキーニの原産地は北アメリカ南部のテキサス州からメキシコの辺りなのだそうです。

16世紀ごろにヨーロッパの植民活動によりヨーロッパに持ち込まれて南フランスからイタリアにかけて普及したとウィキペディアの説明にあります。

ウリ科カボチャ属の果菜で、きゅうりに似たような細長い形状の果実になったのは19世紀に後半になってからで、イタリアにて選抜され改良され生み出されたものなのだそうです。

なるほど、イタリア料理に馴染みがありイタリアでの食卓に良くみられる理由はここにあるのですね。

 

ネバネバの原因

収穫したてのズッキーニを触ると、表面が毛で覆われていてちくちくするのを感じる事があります。

更に切ってみると、切ったそばから水分がじわじわと出てきて切ったズッキーニ同士がくっついてしまったり、手がネバネバしてそのまま少しすると今度はカピカピになるので扱いが苦手という人も多いかもしれません。

このネバネバの正体は、タンパク質と糖質の化合物質でイソプレノイドと呼ばれるものだそうです。

新鮮であればあるだけこのイソプレノイドが分泌される傾向にあるらしく、当然食べても問題はありません。

 

手が痒くなったり赤くなるのを防ぐ扱い方

私は調理する際、このネバネバ感やカピカピが不快になるので頻繁に手を洗います。

もし水で流しても落ちない場合には、食器を洗う洗剤で手を洗うと大概は問題ありません。

私自身アレルギーがあったり皮膚も丈夫な方なのでそれで済むのですが、ご近所さんとズッキーニの話になった際に、彼女はズッキーニを扱う際には必ず使い捨ての手袋をはめるようにしているというと言っていました。

デリケートな肌質の方は、手袋使用が無難かと思います。

 

酢で洗い流す

お酢って油落としによく使うのですが、このズッキーニから出てくるネバネバカピカピにも効果があります。

ズッキーニ自体をお酢を薄めた水で洗い流してから調理するという人もいるくらいです。

手の不快感が取れず、洗剤を使うのも・・という方は、お酢を薄めた水で手を流してみてください。

 

美味しくて簡単なズッキーニの料理方法も紹介!

 

新鮮なズッキーニは生でも食べる事が出来ます。

まだ調理するのが当然と思っていた頃、レストランのメニューに“ズッキーニのカルパッチョ”とあるのが目に止まりました。

実際頼んでみたところ、縦に薄くスライスされたズッキーニにオリーブオイルとレモンというとてもシンプルな一品が運ばれてきて、初めて口にした生のズッキーニの味は、予想以上に美味しくてある意味衝撃的でした。

 

簡単でおいしいお勧め料理方法

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!1)ズッキーニのイタリア風炒め

付け添えとしてトリフォラーテ(複数形トリフォラーティ)というズッキーニの炒めものがあります。

ズッキーニは水分が多いので、フライパンで普通に炒めるとどうしても柔らかくなり形が崩れがち。

それをいかに触らずに火を通す事ができるかにコツがあります。

私のお勧めの調理方法は次のとおりです。

材料:ズッキーニ 好きなだけ/ニンニク/イタリアンパセリ適量/オリーブオイル・塩・胡椒適量

  • ズッキーニをスライサーで好みの厚さの輪切りにしてボールに入れる。
  • ズッキーニの入ったボールに潰したニンニクとオリーブオイルを入れて全体に油がなじみニンニクの味が浸透するように混ぜ合わせる。
  • テフロン加工のフライパンをよく熱してから油は引かずに重ならないようにズッキーニを並べ、火を少し弱めて焦げないように調節しながら両面を炒める。
  • 焼き終わりに塩胡椒で味を調節する。
  • フライパンに並べ切らない時には、焼けたものからボールか器に移し、同様に全ての量を焼き終える。
  • 最後にパセリを刻んだものを混ぜ合わせて好みでオリーブオイルを上からかけて出来上がり。

この方法だとズッキーニの炒め上がりが水っぽくなりません。

量が多い時には何度も焼かなければならなくて面倒かもしれませんが、薄切りならそれほど時間もかからないのでぜひ試してみてくださいね。

 

2)ズッキーニとじゃがいも・玉ねぎ・トマトのミルフィーユ風オーブン焼き

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!この時はトマトがなかったので少しトマトソースを所々に

初めて思い立ってこれを作った時は、我ながらあまりの美味しさに感動してしまいました!

準備は簡単だし焼くのはオーブンにお任せなので、その間に別のお料理を作る事も可能です。

材料:ズッキーニ/ジャガイモ/玉ねぎ/トマト/パン粉適量/オリーブオイル・塩・胡椒

  • オーブンで加熱可能のグラタン皿の様な容器の底にオリーブオイルをぬり、パン粉をまんべんなく引いておく
  • ジャガイモをスライサーで引き詰めて塩胡椒した上からパン粉をかける。
  • 次にズッキーニを同じようにスライサーでひきつめて塩胡椒して上からパン粉。
  • 玉ねぎも同じようにスライサーで引き詰めて塩胡椒をして上からパン粉。
  • トマトはスライサーで切るのが難しい場合には包丁で薄めに切り同じ様に敷き詰める。
  • 野菜とパン粉を層にして好みの高さにします。
  • オリーブオイルをさっと振りかけて180度のオーブンで30分前後焼きます。

パン粉に粉チーズやパセリを混ぜてもおいしいです!

ちなみにイタリアのパン粉はとっても細かいものです。

日本のパン粉そのままでも構いませんが、イタリア風にするには少し叩いて細かくしてから使うと良いかもしれません。

野菜の組み合わせにしてもこうでなければならない!という事はないので、色々アレンジしてみて下さいね。

 

3)ズッキーニのパルミッジャーナ風

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!

パルミッジャーナというのは、イタリアではメジャーな茄子料理です。

素揚げにした茄子、もしくはグリルした茄子にトマトソースとパルメザンチーズを重ねてオーブンで焼いたお料理です。

その茄子をズッキーニで代用します。

材料:ズッキー二/パルメザン粉チーズ/トマトソース(トマト缶に塩胡椒とオリーブオイルをよく混ぜ合わせたものでOK)/パン粉/とろけるタイプのチーズ(無くても)/塩胡椒

  • ズッキーニを輪切り又は縦長に薄切りにしたものをフライパンで焼いておく
  • グラタン皿の様な容器の底にオリーブオイルを薄く塗り、パン粉少々を敷き詰める。
  • 焼いたズッキーニを敷き詰めて上からトマトソースをかけてパルメザンチーズをふりかける。
  • パン粉を振りかけとろけるチーズをのせる。
  • 材料を使い切るまでズッキーニ・トマトソース・パルメザンチーズ・パン粉・とろけるチーズと重ねていく。
  • 最後にオリーブオイル少量をかけて180度のオーブンで20分程焼く。

マフィン型の様なもので小分けにして焼くと、見た目もおしゃれなおもてなし料理にになります。

 

4)ズッキーニのパスタ

トマトベースではなく、ズッキーニの美味しさを引き出したパスタ料理です。

材料:好みのパスタ/ズッキーニ/パルメザンチーズ/牛乳少々/塩胡椒

  • 大きめのフライパンにオリーブオイルを引き、輪切りもしくはイチョウ切りにしたズッキーニを炒め始める。
  • 大体火が通ったら塩胡椒して蓋をし、蒸し焼き状態にする。塩を入れると水が出てきて焦げやすくなるので注意。必要なら少しずつ水を加える。
  • 沸騰したお湯に塩を入れてパスタを茹でる。
  • アルデンテで茹で上げたパスタをズッキーニのフライパンの中に入れ、パルメザンチーズを加えてよく絡める。
  • パスタの茹で汁少々を加えてさらに牛乳も少々加えたら煮立てない様に素早く混ぜ合わせて出来上がり。

以前、イタリア人のお友達からイタリア人の好きな生クリームソースのパスタを作る代わりに牛乳少々とチーズで少し胃の負担を和らげる技を教えていただきました。

それ以来、ちょっと口当たりをまろやかにしたい時に牛乳を加える様にしています。

ただ、ほんの少量使うだけなので、その為だけに牛乳を買ったりする必要はなく、パスタの茹で汁を気持ち多めに加えるだけでも大丈夫です。

 

5)ズッキーニのオムレツ

イタリアではフリッタータと呼ぶのですが、ズッキーニと卵の相性も抜群です。

材料:ズッキーニ/卵/粉チーズ/塩胡椒/オリーブオイル

  • ズッキーニをイチョウ切りにして、オリーブオイルを引いたフライパンでよく炒め塩胡椒で味を整えます。
  • ボールに卵を割ってほぐし、粉チーズを加えてよく混ぜ合わせます。
  • 粗熱が取れてから炒めたズッキーニを卵の中に入れてかき混ぜます。
  • テフロン加工のフライパン(卵の量にあった大きさ)に薄くオリーブオイルを引き、ズッキーニを混ぜ合わせた卵液を流し込みます。
  • 蓋をしてよく片面を焼いたらお皿か蓋を利用してひっくり返し、反対側もじっくり焼き上げます。

 

6)蒸しズッキーニ

温野菜として食べる方法です。

レンジでチンすればガスも使わず簡単に、しかも栄養素もそのまま!

材料:ズッキーニ/オリーブオイル/レモン汁/塩胡椒

  • ズッキーニをよく洗い水気を残したまま丸ごとふんわりとラップで包む
  • レンジ600wで約4分加熱(ズッキーニの量と大きさにもよるので加減してください)
  • 熱いので火傷に気をつけてラップを外し好みの厚さに切って、塩胡椒とレモン汁、オリーブオイルをかけたら出来上がり!

 

7)ズッキーニのオリーブオイル漬け

イタリア版お漬物のような食べ方です。

材料:ズッキーニ/塩/酢/オリーブオイル/ニンニク/唐辛子(なくても良い)/ミントやローリエなど好みのハーブ

  • ズッキーニは種がある場合は取り除き、縦に薄く細長く切るのがおすすめ。
  • まずお漬物の感覚で容器の中に入れたズッキーニの上からしっかりと塩をふりかけて重石をします。目安は24時間
  • 沢山の水が出てくるので水を捨てて、酢を入れて半日ほど置きます。
  • 酢を捨てたらズッキーニを熱湯消毒した便に入れてオリーブオイルを注ぎ、中にニンニク・唐辛子やハーブを入れて密封します。

前菜としてパンと一緒に。

保存が効くので作り置きしておいても良いですね。

 

ズッキーニに関しての注意点

ズッキーニは他のウリ化の野菜と同じように、ククルビタシンというステロイドの一種を含んでいるのだそうです。

通常は含有量が非常に少ないので問題ないのですが、長く保存しすぎて色が変わってきたり斑点の様なものが出てきている場合は、食べた際にものすごい苦味を感じる場合があります。

その様な苦味はククルビタシンの毒性による可能性が強く、ククルビタシンの毒性は調理をしても取り除かれるわけではないのだそうです。

食べて食中毒の様な症状を起こす場合があるので、勿体無いと思っても強い苦味のあるズッキーニは食べずに廃棄した方が無難です。

実は、私はそうとは知らずに、なんとなくゴーヤの苦味に似ているしと苦いズッキーニを調理して食べた事があります。

家族には不評だったのが逆に幸いだったかもしれません。

その時は苦いと思いながらも私自身異変はなかったのですが、後からククルビタシンの毒性の事を知りひやっとしました。

保存方法としては、冷蔵庫に入れるとかえって傷みやすくなるのだそうで、出来るだけ暗く涼しい場所で新聞紙などにくるんで保存するのが好ましいようです。

私自身は種がある場合は取り除いた後で、使いやすい大きさに切ったものを冷凍保存する事もしますが、理想は一旦沸騰したお湯で2分くらい茹でてから氷水で冷やしてから冷凍すると長期保存でも問題ないのだそうです。

一番良いのは新鮮なうちにいただく事ですね。

 

イタリア夏野菜の定番ズッキーニは何故ネバネバ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!まとめ

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!ご近所さんから届いた収穫仕立てのズッキーニときゅうり

今回は、イタリアの夏野菜の中からズッキーニを取り上げてみました。

ただシンプルに茹でたり蒸したりするだけでも美味しく、また炒めたりフライにしたりといろんな調理方法で楽しめるズッキーニ。

今では一年を通して食卓に並びますが、折角の旬の時期で我が家にも畑のあるご近所さんやお友達から頂く事の多いズッキーニなので、我が家でのレシピも紹介してみました。

分量を表示していないので分かりにくいと思われる方もいるかもしれませんが、臨機応変で試してみていただければと思います。

イタリア夏野菜の定番ズッキーニがネバネバするのはなぜ?美味しくて簡単な料理方法も紹介!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。