愛猫が段ボール好きというのは飼い主さん皆さん同意される事ですよね。
その上愛猫がダンボールをかじるし食べる!と悩んでいる飼い主さんいませんか?
今、我が家にある空ダンボールは5つ程(笑)。
つい先日ボロボロの1つを処分しました!
中身を出して必要ない空箱は速攻処分するべきなのですが、愛猫のダンボールアンテナが発動する様なんですよね。
気が付くといつの間にかちゃっかり居心地チェックしてます(笑)
どう考えても自分の身体より小さいサイズだったとしても、一度は入らないと気が済まない様です。
落ち着くらしくてその状態ですやすや寝ている事もあるし、そんな姿を見ては捨てられなくなりついついコレクション化している状況です。
でも、中に入っているだけなら良いのですが、そのダンボールで爪研ぎしたり齧り出してボロボロになるダンボールも。
その結果処分に踏み切る事もできたりするのですが、今回はそんな猫の習性からダンボールを好きな理由と気をつけるべき問題点を整理してみたいと思います。
では、早速猫がダンボールをかじるだけでなく食べるのは普通?猫がダンボールを好きな理由!
お付き合い下さい!
目次
猫がダンボールをかじるだけでなく食べるのは普通?
最初のうちは入ったり出たり、そこで寝に入ったりと入れ物として楽しんでいるはずが、段々激しい音が聞こえてくる様になり見ると痛めつけられた箱の変わり果てた姿が(汗)。
爪を研ぐくらいならまぁ、その分ソファでの爪研ぎが減るかななどど呑気な事を考えたりするのですが(因みにちゃんと爪研ぎ棒とかも置いてあります)、ちょっと気になるのはこのかじり方です。
普段はおっとりな猫なのに凶暴感が否めませんよね。
ダンボールをかじるのって普通なのでしょうか?
考えられる理由その1:狩猟動物的本能
本来持つ猫の習性で、狩りをして食糧を得ていた野生時代の名残りがあると言う話を聞いた事があります。
なんでも咥えてかじり食いちぎる!
狩りをする必要がなくなった現状であっても、いわばシミュレーションゲームなのかもしれません。
考えられる理由その2 :ストレス発散
繊細な性質な猫たちには、些細なことがストレスになったりします。
ダンボールを噛んだりするのはストレス発散の可能性があるそうです。
でも、前述したシミュレーションゲームとして遊んでいるのか、それともストレス発散なのかってその状況を見ただけでは実際判断って難しいですよね。
考えられる理由その3 :歯がむず痒い?
子猫であれば歯がむず痒くなるという事も考えられる様です。
その可能性が考えられる場合には、かじり用のおもちゃを与えてみる事を試して見るのが良いかもしれません。
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ダンボールを食べているかもしれない時の問題点
我が家の場合も箱の中に噛みちぎられた段ボールの断片が沢山溜まっているのを目にした時、最初はびっくりしました。
紙吹雪みたいになっていました。
その上に横たわるとクッション的になって気持ち良いのかな?なんて呑気な事を考えた私ですが、実はそれってとても危険な事なのだそうです。
噛みちぎっているだけなら良いのですが、万が一それを食べてしまった場合は愛猫の健康を損なう可能性だけでなく死に繋がる事もあるのだそうです(驚)!
紙は消化されないので、排便で出てくるかもしくは吐き出すか。
でも、それが大量になってしまうと腸閉塞を起こす危険性があるのだそうです!
そうなったら手術が必要・・絶対に避けねばなりませんね。
異食症かも?
どうやらいつもなら食べないものを食べたがるというのは異食症の可能性も考えられるとの事。
ストレスや老化や過度の空腹から起こりうる病気の様なので、素人判断ではなく疑いを感じる様ならいち早く獣医さんに相談した方が良いですね。
知識としてそういう可能性があると言う事は飼い主として覚えておかないとと思います。
猫がダンボールを好きな理由!
そこにダンボールがあったら、一度は入らずにはいられないみたいですよね(笑)。
猫ホイホイ!って言われるのが理解できます。
猫飼い仲間さんの話を聞いたりSNS見ても、ある特定の猫がというのではなく一般論の様です。
で、今思いついたのですが・・・
我が家の愛猫はダンボールは大好きだけれどキャリーカートには拒否反応を示して逃げ隠れしてしまいます。
恐らく避妊手術をする為にキャリーカートに入れて獣医さんの元に行った時のトラウマだと思うのです。
辛かったのでしょうね〜(涙)。
でも、もしダンボール製もしくはダンボールに似たキャリカートがあったら、毎回病院行く時にすんなり入ってくれたりするのかも(笑)?
猫がダンボール好きなには以下のような理由が考えられるそうです。
1:猫の野生本能によるもの
我が家の周りは自然が多く、元々迷い込んで来た猫なので完全内猫にするのは難しく、外にも遊びに行きます。
鳩やら雀やらむくどりやらを見ると姿勢を低く、今にも飛びかかりそうな体勢になっているのを見かけると、つくづく狩猟動物なんだなと感じます。
狩りをする時には何かに身を隠して獲物を狙うので、本能で狭い箱の中で身を小さくして隙間や穴から覗いてみたり手を出したりしたくなる様です。
2:猫は狭いところが落ち着く
これも猫の本来の習性ですが、狭いところや暗いところが好きです。
しかも、猫は身体が柔らかいのでどんなに狭そうな場所にもすっぽり収まってしまいます。
3:ダンボールや箱の硬さがちょうど良い
あのちょっと弾力性のあるような紙質が爪研ぎをしたくなるちょうど良い硬さみたいです。
実際我が家のダンボールの中を覗くと爪の跡が凄まじいです(汗)。
4:中に入っていると実は温かい
要するに、居心地が良いのですよね。
先日、中身がまだ入っている箱を台の上に無造作に置いて片付けるのを忘れていたのですが、
気付いたら中身が入っているにも関わらずその上にちょこんと入りこんですました顔でこちらの様子を伺っていました(笑)。
油断も隙もありません。
が、そういうのも可愛いですよね〜。
猫がダンボールを食べてしまわない為の予防策は?
1:ダンボールをそもそも与えない。
ダンボールによるリスクを考えると、ダンボールを置かない放置しないと言うのが本当は一番安全策だと思います。
愛猫のダンボールアンテナに察知させない様にしないとですね。
2:市販の猫用段ボールで対策をとる
猫の習性で段ボール好きは変わらないのだから、あらかじめ市販されている噛みちぎれない強固な段ボール猫箱を買ってしまうのも、愛猫に寄り添う感じで良いかもしれません。
でも猫たちは普通の段ボールだからこそ好きなのかもしれませんが・・(笑)
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3:食いちぎられないように補強する
食いちぎられるのは箱の端の方なので、それならその部分だけでもガムテープなどで補強してしまうのも応急処置としては通用しそうです。
そのテープが剥がされないように今度は気をつけなければなりませんが。
何よりボロボロになるまで放置しっぱなしにせず早々に処分して、新たな箱とシフトする様にすると良いかもしれませんね。
4:他の素材の箱で代用する
我が家の愛猫の場合はダンボール箱に限らず箱なら一通り居心地チェックを行います(笑)。
プラスチックの箱、木箱、布製衣装箱などは過去にいつの間にかちょっこり入っているのを発見しました。
ダンボールほど入り心地が良かったかはわかりませんが、誤食の心配は防げるかなと思います。
でもそう言う箱が家に届くと言うシチュエーションが難しい・・ですけれどね(またまた苦笑)
猫がダンボールをかじるだけでなく食べるのは普通?猫がダンボールを好きな理由!のまとめ
今回は、猫がダンボールをかじるだけでなく食べるのは普通?猫がダンボールを好きな理由!というテーマでお届けしました。
猫がなぜダンボール好きなのか、その理由は猫の習性からくるものと理解しつつ、かじる上に食べるのは命にも危険性があるという事を十分理解した上で、事故を防げるように対策をとる必要がありますね。
大切な家族、愛猫が快適に日々暮らす事ができます様に。
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