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アシナガバチの巣は初期のうちに駆除!放置してはいけない失敗談から学んだ事!

アシナガバチの巣は初期のうちに駆除!放置してはいけない失敗談から学んだ事!
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今回のブログは、我が家の敷地内に大量に作られてしまったアシナガバチの巣に対しての実際の体験談です。

テーマはアシナガバチの巣は初期のうちに駆除!放置してはいけない失敗談から学んだ事!

我が家は朝の目覚めは鳥の鳴き声と共に・・と言う長閑な地方に住んでいます。

吠えまくる犬たちに起こされるケースもありますが、とにかく自然に囲まれていて恵まれた環境だと思っています。

そんな環境なので、虫たちも多くみられます。

特に、蜘蛛の種類の多さといったらそれはそれは・・。

初めて“蜘蛛の子が散る様に”と言う用語を現実として見たのもこの地に引っ越してきてからの事でした。

元々虫たちが楽園として暮らしていた場所なので、虫たちからしたら私たちが侵略者な訳です。

なので、できる限り共存出来るのが理想だと思って日々生活しています。

とは言え、蚊に刺されやすく刺されると大きく腫れがちな夫は、いかに蚊を避けて蚊を退治するかに常に挑んでいますし、なかなか共存とは難しいですね。

で、今回はアシナガバチの話です。

我が家のそれほど広くない敷地内でも、彼らにとってはどうも巣が作りやすい場所が多様にあるようで毎年巣問題は生じます。

が、今年ほど大量に作られた年は今までなかった気がします。

自然との共存、蜂たちも働いているのだ!などと思い、存在を知りながらいずれ育って去るのだからと放置していた結果、約1ヶ月するかしないかでものすごいことになってしまいました。

その結果、最初に対処していれば小さく済んだ退治が、大量虐殺となってしまい後味の非常に悪い思いをしている著者です。

今回はそんな経緯とともに、今後この様な事を繰り返さなくて済むようにと言う意味でブログに残そうと思いました。

では、アシナガバチの巣は初期のうちに駆除!放置してはいけない失敗談から学んだ事!

お届けします。

アシナガバチの巣は初期のうちに駆除!

アシナガバチ=ヴェスパ

イタリアではVespaヴェスパと呼ばれる蜂たち。

ヴェスパと言うとイタリアのピアッジョ社のスクーターバイクが有名ですが、そのヴェスパは蜂のヴェスパからきています。

辞書で引くとスズメバチ科の蜂。

ただ、身近では一般的にはアシナガバチの様です。

 

アシナガバチの特性

スズメバチに刺されて死亡と言う悲しいニュースは毎年耳にする話で、かなり攻撃性があり危険というイメージがあります。

でも、アシナガバチはそれ程攻撃性はない様なのです。

ただ、時期的に巣を守っている働き蜂達にとっては、相手を敵と見做せば容赦はしないでしょう。

バルコニーの影とか軒下とか、割と人間の住む世界に近い場所に巣作りするのですよね。

我が家の場合は庭に放置してある竹棒(昨年家庭菜園をする時に使ったものをまとめてとってあるのです)に二つも大きな巣が造られてしまいました。

それが実は庭に水撒きをするときの水道の蛇口に程近く、水道を開ける度に「私は敵ではないからね」などと言い聞かせながら近づいています。

実際にこちらが何かを仕掛けなければ、威嚇されたり.攻撃してくる事はありませんでしたから、私も比較的安心してその近くを通っていました。

 

刺された!

一度だけ足の太ももに激しい痛みを感じ、彼らの一匹に刺された事を察知したのですが、その一撃がその後何日引きずったことか!

痛みはそれほどでもなく、虫刺されの薬や消毒などを即塗ったのですが、痛みを超えて痒みになってからはその痒さが執拗でなかなか抜けず、最初は小さな腫れだったのが太ももの全面全体が腫れ上がり、体感として、これは小さな子供やペットが、それも運悪く二匹以上に攻撃されたとしたら危険だと思ったのでした。

調べてみると、割と毒性は強い様なのですね。

そこから、これは放置しないほうが良いのかもしれないと真剣に考え始めたのでした。

 

巣の出来始め

最初は女王蜂が一匹で巣作りを始めるのだそうです。

そこにやがて、生まれた蜂が働き蜂となり巣を守る役目を担います。

巣が大きくなるに従い、働き蜂達はその使命感から攻撃性をともなったりする様です。

 

アシナガバチの巣を放置してはいけない失敗談から学んだ事!

アシナガバチの巣は初期のうちに駆除!放置してはいけない失敗談から学んだ事!

インターネットで調べてみて、アシナガバチは通常それほど攻撃性はないと知ったので、また害虫を退治してくれる事もあるらしくそのまま巣を黙認し続けることにしました。

ところが、最初は3−4㎝だった巣が、あれよあれよといううちに10cmほどの大きさになり、そこには無数とも見えるアシナガバチがびっしりくっついています。

これは只事ではないなと。

一気に攻撃されて熊のプーさん状態になったら命の危険もあるかもしれません。

特に、身体の小さい子供やペット、またアレルギー持ちの方は本当に気をつけなければなりませんよね。

このまま放置したらどうなるのか、いつ頃蜂は巣立っていくのかと調べてみましたが、夏中はまだ生産の段階らしのです。

そして、その後新たな女王蜂が生まれて新たな巣を作りにいく場合もあれば、その場で産み続ける場合もあるという説明をみました。

更に、そのままにしておくといずれスズメバチの餌になる為に、スズメバチを誘うことにも成りかねないらしいのです。

繰り返し同じ場所を好んで巣作りに来る可能性もあるという説明も、手遅れになる前に決心せねばと考えさせられた理由です。

決断遅すぎ!という声も聞こえてきますが・・。

結果、殺さなければならなくなってしまったアシナガバチの数は大量となり、被害をより大きくしてしまいました。

これは下手な葛藤から起こした間違いなく大きな失敗であり反省点です。

 

アシナガバチの巣をどのように退治したか

1)市販されいてるスズメバチやアシナガバチ専用の殺虫剤を購入

2)蜂達も休んでいると言われるので夜を狙う

アシナガバチからしたら、ここまで頑張って大きくした巣でしかも安心して休んでいるところを一撃されるのですから、たまったものではありませんね。

命を奪って本当に申し訳ないです。

市販されている殺虫剤は、近付かなくても良いように4m程離れたところからでも直撃できるとうたっています。

泡の様な液体が鋭く噴射され、巣そのものに覆いかぶさる様になるので、蜂達は飛び立つ事もできない様です。

朝起きたらたくさんの死骸が地面に落ちていました(涙)。

 

少しでも危険性を感じたり不安な場合は専門業者か市役所へ

自分で行った経緯をこの様に記しておりますが、勿論過信は禁物です。

自分で何とかしなければと思い込まず、専門業者や役所へ相談する事が安全な駆除の道かもしれません。

まだ女王蜂が作り始めている段階なら、例えば一瞬でも飛び去って留守の際に巣を壊してしまうとか、殺さず巣を作らせない方法も取れますよね。

そこも含めて今回の大失敗と反省点となったのでした。

 

アシナガバチの巣は初期のうちに駆除!放置してはいけない失敗談から学んだ事!のまとめ

ヤナセタカシさんの“手のひらの太陽に”を口ずさみながら、大量虐殺となってしまったアシナガバチの死骸を目にして自責の念。

みみずだってオケラだってあめんぼだって、みんな生きていて友達だとヤナセさんは言っているのに人間とは(いや自分自身が)やっぱり横暴だなと。

ただ、実際刺されてその毒性の強さを感じ、確かに数匹に刺されたら危ないなと言うのも実感しましたし、何より我が家の愛猫がすぐそばを通り抜けたり、いつもお隣さんの飼い犬とご挨拶する頭上の柵にもいつの間にか巣が巨大化していたり、そのお隣さんにはまだ幼い息子くんが二人いると思うと、私が黙認して放置した結果、その蜂に誰か刺されたりしたら大変だと言うのも正直頭をよぎりました。

しばらく葛藤した結果がこの様に巣を巨大化させ、蜂の数を増やしてしまった結果となったので、結局良かれと思ってとった行動は良い決断ではなかったと反省しています。

命の重さを天秤にかける訳ではありませんが、結局はどちらを守るべき?と言うのが軸になります。

今回大量に殺害してしまったアシナガバチ達にはかわいそうな事をしてしまいましたが、次回からはこんな事にならないように悩まず初期のうちに即退治するよう心がけたいと思います。