今回のテーマは、まずいメロンを美味しくする方法は?活用の仕方や食べ方も紹介!です。
メロンの産地として夕張などの冷涼な地域が有名である。熱帯性の種の多いウリ科植物には珍しく、日本で流通している高級メロンの元になった品種はヨーロッパで生まれ、夏の高温多湿に耐えられないからである。同じウリ科の果菜のスイカが庶民の味として親しまれてきたのに対し、メロンは高級品というイメージを持たれた。ーWikipediaより
日本では今でも果物の王様と言われ、あの網網ネットメロンは特に高級果物の代表です。
なので、買ったメロンがまさか『まずい』『ハズレだ』などと言う事はまず有りえないかもしれませんが、万が一に備えての対処法です。
近年は、品質改良されたり新種が生まれたりして日本全国で栽培される様になりましたね。
それによりメロンの生産量もスイカの半分ぐらいまで追い上げてきているそうです。
もし残念な買い物をしてしまっても、捨てずに第二のチャンスがあるならば・・という事で、主婦の知恵“まずいメロンを美味しくする方法は?活用の仕方や食べ方も紹介!”をお届けします。
目次
まずいメロンを美味しくする方法は?
まずいメロンと言う言い方がまず良くありませんね。
味がないとか甘くないとか、食後のデザートに楽しみにしていたのに残念な味だったという意味合いです。
折角楽しみに購入したのにガッカリですよね。
そのメロン、そのまま生ごみとしてさよならするのも悲しいし勿体無い!
とすると、敗者復活再利用法を考え出さなければなりません。
何とか美味しくする方法はないものでしょうか?
例えば熟しが足りないという場合なら、数日常温でおいて追熟させる事もできるかもしれません。
でも熟しているいないでなく味としてまずい場合は時間を置いても残念ながらおいしくなることはありませんね。
でも、ちょっと工夫をすればそのまま食べられる方法はあるものです。
例えば、イタリアでは生ハムと一緒にメロンを食べる食べ方があります。
日本でも味の薄いスイカに塩をかけて食べる方法がありますが(イタリア人に言うとかなりびっくりされます!)、同じ様にメロンの味のなさがどの程度かによっては、生ハムみたいな少し塩気の合うものと一緒に食べるとその甘さが足りない事がそれほど気にならなくなります。
生ハムが手に入りにくいという場合は、スイカの例のように何か味としてコントラストになるような、塩気の強いものと一緒にあえてみてください。
まずいメロンの活用の仕方や食べ方も紹介!
ここでは何か手を加えてまずいメロンを活用する方法をご紹介します。
紹介したいのは次の4つの方法です。
サラダとして食べる
メロンはウリ科のきゅうり属に属する植物の果実です。
確かに甘みが少なかったり熟しが足りないと、ウリの様な青臭さを感じます。
そこで、一層のこと野菜としてサラダにして食べるのです。
これが不思議。
デザートのフルーツとしては甘みも少なく美味しくなかったメロンが、野菜としてサラダに混ぜると美味しく感じるのです。
あくまでも主観的な意見なのですが。
元々ポテトサラダにりんごを混ぜたりする事ありますよね。
イタリアだと生野菜のサラダには塩と胡椒、オリーブオイルにワインビネガー若しくはバルサミコ酢またはレモン汁が基本です。
最近はいわゆるドレッシング的なものも見かけたりしますが、日本のように種類が豊富にあるわけではありませんしまだまだ普及率は低いです。
でも、そのオリーブオイルとワインビネガー等を好みでかけて混ぜ合わせるのが、一番シンプルな上に野菜のおいしさも引き立って最高のサラダの食べ方だと今では思います。
話が脱線しましたが、とにかくその生野菜のサラダにメロンを薄く、きゅうりのようにスライスして入れてみて下さい。
勿論、好みのドレッシングでも構いません。
美味しく『高級な』生野菜サラダの誕生です!
お漬物にする!
サラダと同じ理論です。
メロンはきゅうりと一緒という考えから、薄く切って塩で揉んで浅漬けの様にするか、本格的に糠漬けにするかでメロンのお漬物になります。
フルーツポンチに
メロンだけでも良いですし、他にもし果物があったら他の果物と混ぜると尚良いです。
一口代にフルーツを切り、そこに多めの砂糖とレモン汁少々をふりかけてよく混ぜ合わせます。
冷蔵庫で2時間以上おいて下さい。
フルーツから出るエキスがシロップ状になり、フルーツは柔らかく味が馴染みます。
そのまま食べても良いですし、ヨーグルトにもあいますよ!
シャーベットにする
これはほんの少し手間がかかるのと、即食べられるわけでなく少し時間が必要です。
また、ミキサーが必要になります。
メロンをサイコロ状に切ってビニール袋に入れるか容器に入れて冷凍します。
カチカチにする必要はありません。
むしろ、その手前の方がミキサーに負担がかからないのでオススメです。
逆に、万が一数日経ってカチカチに凍っている場合は少し室温において溶け出した頃を狙ってください。
ミキサーに凍らしたメロンと砂糖を入れます。
砂糖の分量は好みの甘さにもよりますが、元々メロン自体に味がない為の対策用なので、少し多めと思うくらい入れることをお勧めします。
あれば牛乳、なければ水を加えます。
分量は、これもメロンの量によるのですが、滑らかな仕上がりにする為の潤滑油的な役割なだけなので、大匙2〜3位で十分です。
これをミキサーで撹拌してください。
すると、なめらかなメロンシャーベットが出来ます!
この方法は、他のフルーツにも応用できる方法です。
我が家では、桃でもスイカでも、ハズレだなと思ったフルーツはまず冷凍し、なめらかシャーベットにして頂くことにしています。
とっても美味しい自家製シャーベットになるので、ハズれたフルーツに限らず、シャーベットにしたいフルーツを買ってきて冷凍する事もあります。
スイカはちょっと種を取り除く作業が面倒ではあるのですが、出来上がりは美味しいシャーベットです!
まずいメロンを美味しくする方法は?活用の仕方や食べ方も紹介!まとめ
夏の暑い時には、何かを調理するよりも冷菜的なものやフルーツ・サラダ類(我が家の場合は夏はトマト!)が食卓に並ぶ事が多くなります。
今回は、まずいメロンを美味しくする方法は?活用の仕方や食べ方も紹介!というテーマで万が一ハズレのメロンを購入してしまった場合の対処法を紹介しました。
フルーツポンチやシャーベットは他のフルーツでも応用出来ますので、是非試されてみて下さい。
何にしても捨てる事は避けたいですものね。
大地の恵み、農家さんのお陰様、感謝していただきたいです。
ご覧いただきありがとうございました!