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語感踏みの意味とは?韻マンに学ぶやり方やコツを紹介!

語感踏みの意味とは?韻マンに学ぶやり方やコツを紹介!
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今回は語感踏みの意味とは?韻マンに学ぶやり方やコツを紹介!と言うテーマでお届けします!

最近お送りしているラップネタになります。

『語感踏み』と言う言葉をご存じですか?

若手のラッパー韻マンによって生み出されて定義されたテクニックで、『韻を踏む』のとはちょっと違います。

韻マンとは、『韻マン』と自ら名乗る通りとにかく韻を踏みまくるラッパーです。

短い単語に限らず長いフレーズでの韻も踏み重ねていったところ、本来の韻を踏むというのとはちょっと違う技法が生み出されました!

それが感踏み』と呼ばれるものです。

今回はその語感踏みを取り上げてみたいと思います。

是非お付き合い下さい!

 

語感踏みの意味とは?

このつる兄さんの動画がとっても分かりやすかったので引用させて頂きます!

これをみたらこのブログを読む必要もないかもしれません(笑)。

韻を踏む=ライム

『韻を踏む』というのは何もラップの世界に限った話ではありません。

古くから詩・短歌・俳諧などにおいて、その言葉の『音』を重視し『音の響き』を大切にする技法として用いられてきました。

ラップでは韻を踏む事はライムと呼ばれ、リズム感を持ったり歌詞が強調するのに必須です。

ラップバトルにおいてはいかに韻が踏めているかも評価の対象です。

語感を踏むとは

では、語感を踏むというのはどういう事でしょう。

語感踏みを生み出した韻マンさんは、とにかく韻を踏みまくるラッパーで韻を踏むのが楽しくて仕方ないそうです。

長い事韻を踏みまくっているという事は、他のスポーツと同じでその分鍛えられて韻を踏むのが得意になっていくのも理解できます。

それが短い単語や文節なら恐らく、誰もがある程度の訓練でそのスキルを習得できる様になる気がします。

ただ、韻マンの場合は音節の長いものでも即興で韻が踏めてしまうのです。

そこが超人的なのです。

でもしっかり分析してみると必ずしも音が一致している訳ではありません。

韻というものの脚韻や頭韻、ましてや完韻といった用法には当てはまらないのです。

簡単にいうと『なんとなく一致している様に聞こえる!』という事なのです!

言葉の抑揚やアクセントを巧く利用する事で、まるで一致しているように聞こえてしまうのです。

重視するのは感覚的な語呂・響きを合わせるのですね。

『錯覚をうまく利用する』という事です。

それにより、多少長めのフレーズでも当てはめる言葉が見つかる様になります。

考え抜いて見つけ出すのではなく、韻マンの場合は速攻で生み出すのですからやはり豊富な語彙力や想像力は問われる訳ですよね。

ラッパーさんってホント頭の良い方が多いです!

 

韻マンに学ぶやり方やコツを紹介!


語感踏みのやり方

  1. まず韻を踏む言葉のイントネーションを確認してみましょう。
  2. その上で強弱毎に解体してみます。
  3. その母音のみを書き出してみます。
  4. リズムをつけてその母音を発音したときに思い浮かぶ単語はありますか?

 

語感踏みの言葉が思いつくコツ

完韻(=完全に韻を一致させる)と違って、イントネーションで強調される母音のみが一致すれば良いので、その強調される母音を繰り返し口に出してみます。

すると何かしらトーンの同じ言葉やフレーズが思い浮かんで来ると思います。

 

語感踏みの例

  • 『学校給食楽しみだ』で語感を踏んでみましょう。
  • イントネーションでフレーズを解体すると『学校/給食/楽しみ/だ』となります。
  • ここから母音を抜き出すと『a-ou/uu-ou/ao-ii/a』ですが、全てを強く発音するわけではありませんので強く発音する母音のみをピックアップします。
  • その結果『a(o)/u(o)/a(i)/a』となります。
  • 強弱をつけながら繰り返し唱えてみる事によって、この響きに当てはまる言葉を探してみます。
  • 『たらこに梅干しドクダミ茶』が思い浮かびいました!
  • らこにめぼしドクだみ茶と赤い文字に強調して繰り返し発音してみると・・あ、なんか韻が踏めているように聞こえてきます(笑)!

学校給食楽しみだ、たらこに梅干しドクダミ茶♪

我ながらちょっとセンスに欠けた例文ですが(苦笑)。

 

語感踏みの意味とは?韻マンに学ぶやり方やコツを紹介!まとめ


今回は語感踏みの意味とは?韻マンに学ぶやり方やコツを紹介!というテーマでお送りしました!

韻マンが好きか否か、語感踏みはライムか否か、日本語の押韻はダサいか否か等とそれぞれ意見はあるかもしれませんが、みんな考え方は違って良いのでは?と個人的には思います。

日本語には日本語の良さや美しさがあります。

そして、日本人は日常的に季語を重んじたり自然を表現する言葉があったり多くの類義語を使い分けたりと言語に対しての繊細さをもちあわせていると思っています。

ダサいかダサくないか、ダサくするかしないかは言葉を操る人次第だし評価するのもその人次第。

という事で、人生楽しく行きましょう!

今回も最後までお付き合いありがとうございました!