今回のテーマは海外への日本お土産セレクション!
海外へのお土産外国人に喜ばれるおすすめは?NGと感じた物も紹介!と題してお届けします!
紹介するのは、私自身が過去に実際に喜ばれた日本からのお土産品、逆にNGと感じた物です。
相変わらず外国との行き来が難しいご時世ではありますが、いずれまた自由に行き来出来る日が待ち遠しい方々は多いはず!
ふと過去の海外への渡航経験に思いを馳せて、実際に私が選んだ日本からのお土産を書き出してみようと思いつきました!
勿論、時代背景やその時その時のニーズ、相手との関係・相手の年齢層にもよるとは思うのですが、プレゼントした時にとても喜んでもらえたりすると、いつまでも印象深く記憶に残るものですよね。
一方で、これはきっと喜ばれる!と自信を持ってお渡ししたものの、どう使って良いかわからないとか価値が伝わらなかったりで、寧ろ困らせてしまった事もありますのでそれらについても紹介しますね。
では、海外へのお土産外国人に喜ばれるおすすめは?NGと感じた物も紹介!お付き合いよろしくお願いします
目次
海外へのお土産外国人に喜ばれるおすすめは?

私がイタリアで生活をし始めたのはかれこれ30年近く前の話になります。
当時と今とでは情報量も違うし物流状況も違います。
当時のイタリア人は食に対してとても保守的で、イタリア料理が一番!という感じで、まさか今のようにどこもかしこもSUSHIの文字が踊るような時代が来るとは想像すらできませんでした。
そのような中での和菓子や日本食のお土産は、なかなかの冒険だったと思います。
時代のニーズに沿って、しっかり現在に近い記憶の中からセレクトします!
食品のお土産に関しても別のブログで書いてあります!
よろしかったらそちらも訪れてみて下さいね。
箸 勿論Made in Japan!
最近では、もはや定期的にSUSHI(アレンジされたものが多いので敢えて寿司とは書かず)を食べに行ったりして、器用にお箸を使いこなせる人が多くてびっくりする程だったりもします。
箸はイタリアでも、中国人のお店などで手に入らない事はないのですが、使い勝手の良くて上質且つ美しい日本製のお箸は手に入らないので”MY箸”を欲しがるイタリア人に喜ばれました!
お箸は使えないよと言う人でも、デザインが良いからと大概のイタリア人のお家のサロンにあるガラス製のサイドボードに飾ってくれたり。
但し、一つ私が気を付けている事があります。
それは、昔からある夫婦箸と言うのは避けることです。
夫婦茶碗、夫婦湯呑み、夫婦箸等はある意味伝統的なものでもありますが、まず何故女性用は男性用より小さいのか?と言うところを追求されます。
唯でさえ日本のものは一般的にミニサイズと言われているのですが、夫婦で女性の方が小さいという定義もなんか時代に沿わない気もします。
何にせよ、面倒な話に発展しない為にも夫婦セットでなく個々に選ぶ方が無難です。
和柄匂い袋
イタリア人に限らず欧米の方々は香り好きな方は多いと思いますし、香水など香りの文化は伝統です。
白檀の匂いはまたちょっと違いますが、和柄の匂い袋がなかなか好評でした。
日本人でも頂いたら嬉しくなりますよね。
例えばこんな感じの匂い袋、素敵ですね〜↓
団扇・扇子
夏になると、スペインのフラメンコダンサー達が持つような扇子を持ち歩くイタリア人女性をよく見かけるのですが、コンパクトで軽く質の良い日本製の扇子、実用性が高く喜ばれました。
イタリア人のお友達が夏の日本を旅行した際には、団扇が気に入った様子でご家族にもお土産で持って帰っていましたよ。
涼しげな柄の団扇も良いですよね。
何にしても実用性がある事が、喜ばれる第一条件の様な気がしました。
招き猫の置き物
これは近年の話なのですが、招き猫が話題になりました。
密かに私の周りは招き猫ブームです(笑)。
イタリアでも中国人のお店に行くと、中国らしい金ピカの招き猫があったりもするのですが、なんかやっぱりちょと違うのですよね。
勿論日本では日本製の招き猫をゲット。
招き猫も色によって、また招く手が右手か左手かによって意味が違う・・そんな事を改めて学んだ次第です。
幸運グッズとして実際プレゼントしたすぐ後に、そのご家族にとって奇跡的な良いことが起きたと物凄く喜ばれ感謝されました。
あそこまで感謝されるとプレゼントした側としてもとっても嬉しいです。
大きさ様々あるとは言え、ちょっと嵩張るのと持ち運びで壊れないか注意が必要なのが難点ではありますが(汗)。
大きさは、置き物にするにはこの6号位がちょうど良いかなと思いました。
お友達へのお土産ではいくつか運んできたものの我が家分は断念したので、 次回は我が家にも抱えてこようと思っています。
幸運グッズは一般的に喜ばれるプレゼントですが、宗教的なもの(日本の神社の御守りとか)に関しては相手によって受け取り方がありますので気をつけた方が良いかもしれません。
マグネット
イタリア人も実はかなり高い確率で、行く先々での記念としてマグネットを買い求める事が多い様です。
冷蔵庫に整然とくっつけられたマグネット。
毎回リクエストを頂きます。
ただ、イタリアではどんな小さな町でも割と絵葉書やマグネットがあるのですが、日本はよっぽどの観光名所でないとそれらのものは作られていないと言うことに、イタリアに住み始めてから気付かされました。
和柄足袋型靴下
5本指靴下や足袋型靴下。
珍しがられて喜ばれました。
最近は稀にイタリアでも5本指や足袋型靴下を見ることがあります。
でも和柄はさすがにないかなと。
ここでの注意点は、足のサイズです。
男女とも大き目を選んだ方が良いかもしれません。
卓上鉛筆削り!
意外にも、これ、イタリアで無いんですよね・・・
まだ息子たちが幼かった頃、あの小さな鉛筆削りをぐるぐる回して鉛筆削っていたので、ある時思い立って日本から買ってきました。
すると、我が家に遊びに来たお友達の間で大きな話題に!
それならばと帰国の際にいくつかまとめて買ってきて、仲の良いお友達の誕生日プレゼントにも使いました。
ポケモンのやスーパーマリオ、ハローキティのなどのイタリアでも大人気のキャラクターものでみんな大喜びでした。
ただ、これは小さなお子さんの居る方へのお土産に限定されますね。
余談ですが、文房具はやはりMade in Japanの信頼度は高いです!
海外へのお土産外国人にはNGと感じた物も紹介!

例えば海外在住の日本人としては、とても嬉しいと思うし嬉しいと喜んでもらえるだろうなというグッズであっても、もらった方はちょっと困る・・と言うケースもあります。
ただしこれも、人それぞれなのであくまでも参考程度に受け取られて下さいね。
風呂敷
日本人からしたら、きっと外国人が喜ぶのでは無いかと思う風呂敷なのですが、逆に相手が使い方がわからないと困りがちになったという経験があります。
そうなると仕舞い込まれて残念ですよね。
最近はバッグにアレンジして持つ方もいるようなので、その様な方法を教えてあげられるのなら良いかもしれません。
携帯ティッシュケース
和柄のちりめんは確かに日本らしくて良いのですが、日本人の使うティッシュケースはイタリアのティッシュのタイプが違うので、使ってもらう事が出来ずに残念な事になってしまいます。
ハンカチ
日本では良くお使い物となるお洒落なハンカチなのですが、過去にこんな経験がありました。
プレゼントした際にお相手の方が、「ありがとう!でもこれを受け取ってね。」とコインを渡されたのです。
何でもハンカチは涙を拭くのに必要なアイテムなので、プレゼントされると悲しみも一緒についてくるという迷信があるそうです。
ご年配の親しい間柄のイタリア人ご夫妻だったので、そういう迷信というのも教えて頂けて幸いでしたが、そうでなければお相手はただ困られたかもしれません。
和柄ハンカチそのものは、とても素敵だと喜んで下さいました。
地域によるのかもしれませんし、迷信深い人とそうで無い人の違いもあるでしょうから一概には言えませんが、その様な迷信があるのだと言う事をご紹介しました。
風鈴
夏の日本の風物詩で素敵だし、私自身が好きなものなので喜んでいただけるに違いないと風鈴を選んだ事があるのですが、その方のお住まいが都市の中心地だった為に隣り近所の方にご迷惑になるかもしれないと言われて驚いた事がありました。
正直そこまで考えておりませんでした。
お国柄や習慣で、必ずしも良いと受け取られるわけではないのですね。
入浴剤
各地温泉気分が味わえる入浴剤や、アロマを加えた入浴剤って日本ならではのものだと思うし喜ばれそうと思ったのですが、考えたらイタリア人ってあまり自宅でバスタブに浸かる習慣がない!
と、基本的な問題が(苦笑)。
お渡しする相手の方の生活習慣を知らないとこれはNGと思ったお土産品でした。
一般的に高価すぎるもの
日本だと割と高価なものを良しとしがちですが、私の経験上では返って高価すぎるものは敬遠される場合もあります。
私の周りのイタリア人を見て思うのは、一般的に大義名分とか金額に左右される事なく好きか嫌いかという感覚がはっきりしていて、日本人が美とする慎ましさからの“つまらないものですが”とお渡しする態度ではなく、きっと貴方に気に入ってもらえると思って選びました!とした方が喜ばれます。
それこそ行った先からの絵葉書一枚がとっても喜んでもらえるといった、そういう感覚です。
今ではあまり、絵葉書を送る事も無くなってしまいましたけれどね。
海外へのお土産外国人に喜ばれるおすすめは?NGと感じた物も紹介!まとめ
\決算セール/
扇子や団扇がお買得🉐
#三保原屋 pic.twitter.com/p6gXxMQyiw— 三保原屋🍚土鍋イベント9/1~ (@mihoharaya) August 22, 2022
今回は“海外へのお土産何を選ぶ?過去に喜ばれたもの&NGと感じた物”というテーマで私自身の経験を思い出しながら紹介しました。
割と一般的でお手軽なお土産の中からのピックアップです。
少しずつ帰省が緩和されて来たかなと思っていた矢先に、今度は燃料費アップというニュースが耳に入ってきました。
まだまだ私には里帰りが遠いものではありますが、責めて一般的には自由に行き来出来る様になっていてほしいものです。
海外へのお土産選びの参考になったら嬉しいです。