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イタリアでは夏をどう過ごす?典型的なのどかな夏のイタリア風景を紹介!

イタリアでは夏をどう過ごす?典型的なのどかな夏のイタリア風景を紹介!
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2023年も早くも後半突入ですね。

より一層月日が経つのが加速している感じがするのは私だけでしょうか?

今年はイタリア全般的に、5月の平均気温が低くてひまわりの咲き始めも野菜や果物の収穫時期も、トマトが赤くなり始めるのも全てにおいて例年より遅れている気がします。

更には6月の悪天候。

我が家の近くでも川が氾濫し3台の車が流されるという前代未聞の状況で、早くも今年のオリーブ収穫に影響がないかと懸念の声も聞こえてきています。

そんな状況ではありますが、数日前から元気に蝉の合唱も聞こえ始めて本格的な夏を感じる様になりました。

今日は中部イタリア、緑のハートと言われるのどかなウンブリア州で体験しているイタリアの夏を紹介します!

イタリアでは夏をどう過ごす?典型的なのどかな夏のイタリア風景を紹介!

お付き合いください!

 

イタリアでは夏をどう過ごす?

今回のこの夏の過ごし方というのは、バカンスに行く!という話ではありません。

イタリアの暑い夏ならではの生活習慣の様な話です。

勿論、バカンスに出かけていく人達も多いのは事実ですが、かつての様に『イタリア人は夏のバカンスの為に普段働いている!』といえるほどの余裕はないのが現状ではないかと思います。

私が取り上げたかったのは、イタリア人の生活が朝早く夜遅いというスタイルになりがちという事です。

どうしても日中は陽射しが強くて暑すぎるので、そうなる前か又は日が暮れてから活動しざるを えないのですね。

我が家のあたりではウォーキングを日課にしている人が多いのですが、夏は夕食後に集中するのが特徴です。

ウォーキングに限らず、散歩をしたりジェラートを食べに行ったり広場や公園でおしゃべりしたりというのは、少し気温が下がり行動しやすくなる夕食後が最適なのですね。

大人に限らず子供達までも、夜遅くまで出回っているのは日本ではちょっと考えられない事ですが、習慣の違いといえばそれまででしょう。

日本と違う点といえば、次の様なことも!

 

子供達の夏休みは3ヶ月以上

日本のように湿度は高くないとはいえ、イタリアの夏は日中は陽射しが強すぎて外での活動は危険です。

学校の夏休みが長いのも気候によるので致し方ないのだと理解しています。

6月の初旬には学年が終業し、新年度が9月の中旬なので、卒業試験のある中学3年生と高校5年生を除いては、小・中・高校生の夏休みは3ヶ月以上にもなります。

一般的には夫婦共働きで預けられる親戚も近くにいないとなると、結局は困るので色々な団体がサマースクールを開校しています。

当然無料ではないので、両親は働いて子供のサマースクールを支払うという悪循環。

それでも中にはプールの日が設けられていたり夏休みの宿題を見てくれたり、料理体験など通常の学校では体験できないプログラムを組んでくれている事もあり貴重な体験となるのも事実です。

 

子供には海風を

一般的にイタリア人は海好きが多いと思います。

夏となると海に行くのが当然という空気を感じます。

それに加えて、海風は子供に免疫力を培うといわれてるので、私も子供達が小さかった頃は毎年夏休みを海で過ごしていました。

優雅にホテル滞在をする訳ではないので、母親である私のやることは普段の生活とほぼ変わらないのですが、それでも子供達は朝から砂浜で遊び海に入り海風を浴びて確かに健康的な日々を過ごせていたと思います。

面白いのは、我が家の場合には普段生活している場所がなんとものどかな環境なので、バカンスを過ごすアドリア海沿いの町の方がよっぽど車通りは激しいし、鉄道も近かったりで騒々しい環境になります。

最初の頃は、海滞在を初めて数日は列車が通る音で目が覚めたり、早朝にゴミ回収に来るトラックの音で目を覚ましたりしていました。

ともあれ、子供達の夏休みを毎年海の町で過ごす事ができたと言う恵まれた環境であったのは、本当にありがたい事でした。

 

典型的なのどかな夏のイタリア風景を紹介!

例年は6月中旬くらいから徐々にひまわり畑を目にする様になるのですが、今年は気候の影響に加えて我が家の近所では圧倒的にひまわり畑が少ないと感じています。

この地に引っ越してきた14年くらい前は毎年あたり一面ひまわりで、それはそれは見事でした。

代わりに増えているのがとうもろこし畑。

それだけ需要が増えているという事なのでしょうね。

 

1)イタリアの夏を代表するのはやはりひまわり畑

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スカッとした青空に黄色のひまわり。

元気をもらえます!

ただ、花が終わり刈り取られるまでの間は一変してホラー映画の様になります(汗)。

基本私は朝のウォーキング中に目にするのでまだ良いのですが、日が暮れてからその姿を見ると怖いなと思ってしまったり。

 

2)藁ロール

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小麦畑が黄金色になると刈り取りの時期。

刈り取られて残った藁がロール状になって転がっている(!?)風景も夏に欠かせません。

 

3)トウモロコシ畑

近年は圧倒的にトウモロコシ畑が多くなっていると感じます。

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4)蝉の鳴き声

イタリアの蝉の鳴き声は、日本で聴き慣れている鳴き声とはちょっと違います。

実際聞いていただいた方が早いので、こちらから録画されたものをお聞きください!

5)蛍

どこででも見られると言う訳ではないのですが、私の暮らす地区では幸運な事に夕暮れ時から夜にかけて、蛍の飛び交う小さな光を見る事ができます。

蛍って水が綺麗なところに生息しているという認識だったのですが、川からは遠いし近くに水もないし、蛍にもいろいろあるのでしょうか。

小さな光が儚いけれど可愛い・・。

自然を守りたいですね。

 

イタリアでは夏をどう過ごす?典型的なのどかな夏のイタリア風景を紹介!まとめ

今回は、イタリアでは夏をどう過ごす?典型的なのどかな夏のイタリア風景を紹介!というテーマでお届けしました。

子供達が大きくなると、それぞれの予定ができたり友達同士でバカンスの予定を立てたりと夏の過ごし方もどんどん変わっていきます。

我が家は海からは遠いものの、幸いこののどかさでバカンスを過ごしにくる人も多い様な環境なので、今年は私は家バカンスを楽しむ事にします。

みなさまもどうぞ素敵な夏をお過ごしください!

最後までお付き合い頂きありがとうございました!