購入したマスクをいざ開封して着けてみたら「あれ、きつい〜!」ていう経験ありませんか?
このコロナ禍で、イタリアは日本と違ってマスク着用が罰金対象の義務となっていました。
マスクは出来るだけお得用パックで買い求めていた私は、当たりかハズレか(紐の長さがちょうど良いか否か)かなり冒険した気がしています。
何故マスクって大人用・子供用とかサイズはあってもゴムの長さの明記をしてくれないのでしょうね。
マスクがまず市場から消えて、その後は十分需要を満たしてはいたものの、恐らくその為にいろんなメーカーのものが出回っていたので、ちょうど良いのを見つけてもその次に同じものが必ず手に入るというわけではなかったし、お得用パックだとサイズが合わないと最悪でした。
因みに我が家の場合、ゴムがきつめのものは全て私専用となるのでした。
でも、中には私にさえ耳が痛くなったり引っ張られるものもあって、サイズの合わないマスクほど不快なものはありません。
もしかするともしかして、我が家と同じ様な経験をしている方は少なくないのではと思い、この内容を取り上げようと思いました。
パンデミック禍でのマスク義務に関しては、世界あちこちで取り払わ始めましたが、花粉症などマスクに頼る機会はこれからもあるかと思います。
と言うことで、“マスクのゴムを伸ばす方法は?きつくて耳が痛くなる原因と対策!”と言う内容でお届けします。
目次
マスクのゴムを伸ばす方法は?
かなり原始的な感じもしますが、ズバリ一番手っ取り早い方法はゴムをいっぱいいっぱい引っ張るか温めて伸ばす事です。
ゴムを付け替えるというのも考えたのですが、折角お得感万歳で喜んでいるのにそんなに手を掛けなければならないなんて、本末転倒ではないですか。
しかもそう簡単な話でも無いのですよね。
となると、付いているゴムをなんとかする方法を考えなければです。
メーカーにもよると思うのですが、多少ゴムの伸び代を広げる事が出来ます。
ただ、出かける寸前とか時間のない時には相応しくはありません。
予め時間をとって対処にあたる事をお勧めします。
1:いっぱいいっぱいまで引っ張ったまま一晩放置!
椅子の背もたれとか自転車のハンドル部分など、マスクのゴムの端から端までをぴ〜んと伸ばしきる幅のものを身の回りで探します。
あんまり無理矢理引っ張りすぎて紐を切らないように気をつけてくださいね。
そのマスクの品質にもよるかとは思うのですが、所詮ゴムなので長時間引っ張ったままにしておくといくらかゴムが伸びてくれます。
2:ゴムの部分に熱を当てて伸ばす!
熱というのはドライヤーの温風とかアイロンを当てるかですね。
ついでがあれば別ですが、わざわざその為にアイロンのスイッチを入れて温まるまで待つ事を考えると、ドライヤーの方が手っ取り早いと言えば手っ取り早いです。
ただ、もともとゴムが細いところに強い熱風を当てると切れる危険性がある事と、ゴムの部分を手に持って温風を当てる事で火傷をしたりする危険性もあります。
取り扱いには十分ご注意ください!
きつくて耳が痛くなるのを改善する対策紹介!
そもそも規格上のゴムの長さってどう決めているのでしょうね。
メーカーによってバラバラなのです。
パンデミック禍ではマスク不足という事態にも陥りましたので、その後知らないメーカーのマスクが沢山出回る様になりました。
まだイタリアでマスクの種類まで指定される様になる前、日本の実家の母が使わないハンカチなどをリメイクしてマスクを手作りしてくれたのを送ってくれたのですが、耳が調整できるようにしてくれてあって、プレゼントしたご近所のお友達にもとっても好評でした。
勿論、使い捨てのマスクにそれだけ手間をかけて生産する事は、コスト的に考えても不可能だとは承知するのですが、せめて無駄がないような生産をしてほしいと一庶民・一消費者は思います。
1:メーカー側が外装袋などにゴムの長さを表記する!
大人用フリーサイズとなっていても、買ってみるまでゴムの長さがわからないって親切ではありませんよね。
とはいえ、これはメーカー側が改善してくれない事には仕方ありませんが。
2:耳に引っ掛けなくても済むようにする
夫は仕事上早い段階からマスク着用厳守の日々でした。
その結果唇の荒れや耳の痛みなどの弊害もかなり前から感じていた様です。
で、色々試しました!
最初は裁縫箱の中から使っていないゴムを見つけて適当な長さに切り、時間のある時には針と糸でマスクのゴム両端とそれぞれ停めたり、時間のない時にはホチキスでバチんと止めたりしました。
それによって耳に引っ掛けず頭の後ろか首の後ろで引っ掛ける感じになります。
ある日帰宅して輪ゴムある?と。
もっと簡単な方法がありました!
輪ゴム・クリップを使う技!
より手っ取り早い応急処置として、自宅に輪ゴムかクリップが一つあれば同じように耳に引っ掛けずに、マスクが頭の後ろを一周する感じになります。
輪ゴムは髪の毛を巻き込むと痛いと言う点が問題なのですが、その滑らない性質のおかげで、片方のゴムをマスクのゴムに潜らせ、反対の方は簡単に固結び。
それでしっかり固定されます。
クリップの方は簡単に自分で手を頭の後ろに回して引っかけることができる点がメリットです。
長すぎると今度はマスクと肌の間に隙間が開いて意味がなくなるし、きついと苦しい。
とにかくストレスないマスク装着が何よりです。
シリコン製のバンドー市販の便利グッズより
いいものを見つけた!
と、夫が購入したのがEAR SAFEと言うもの。
シリコン製のバンドみたいになっていて、長さを調節しながらマスクのゴムに引っ掛けるタイプのものです。
プラスチックと違ってシリコンなので付け心地が柔らかく且つ滑らないのが特徴です。
サイズが調整できるのがありがたいですね。
その後、夫はストラップの様なタイプのを見つけてきてそちらを使い始めました。
恐らくこの二つの違いは、マスクを外した時にストラップの方は首に引っ掛けておきやすい点でしょうか。
どちらのタイプのバンドも日本で手に入りますね!
ご参考までに↓
シリコンタイプはこんな感じ:
ストラップタイプはこちらです:
イタリアンレザーのデザインのバンド見つけた!可愛い!
このブログを最初に公開した時にはこのデザインのものは見ませんでしたが、今、目について一目惚れしたのでご案内させて頂きます!
イタリアの私の周りでは見た事ないのですが、イタリア人のお友達に紹介したら喜ばれそう!
マスク止めテープー市販の便利グッズより
これはつい最近お友達情報で知った便利グッズです!
美容院に行く際にはとってもありがたい存在と言うことです。
マスクを直接顔に貼るテープ。
確かにこれなら、美容院の方も邪魔にならないしお互いがストレスレス!
イタリアではまだ見たことがありません。
色々便利なものを考える方がいるのですね。
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イタリアで学生に配布されたマスクの行方
日本のアベノマスクに似た政策で、イタリアでも政府が学生用にと学校にマスクを配布した時期があります。
個人個人は市政によるようで、私の暮らす市では高齢者を守りましょうと言うキャッチフレーズと共に65歳以上の住民にマスクが2枚ずつ郵送されました。
無駄がわかったのか予算の問題か、最近はマスクを忘れたりゴムが切れるなどのアクシデントがあった生徒用に学校に予備が常備されているだけですが、最初の頃は個々の生徒に配布されて持ち帰ってきていました。
が、その配布されるマスクも初めは所謂医療用マスクで普通だったのに、どんどん変わってある時からは学生たちがみんな“ダサいっ!”と発する様な代物になり、誰もしたがらず押し入れの中にどんどん溜まっていく一方になりました。
我が家だけの話ではなく、各家庭の押し入れに仕舞い込まれた様子です。
上の写真のマスクがそのありがたくないマスクです。
更に後にはマスクの型も指定されてこれは使えなくなり、普通のいわゆる医療用マスクもバスでの登校している学生たちはバスに乗る為にFFP2と言う立体型マスク限定とされる用意なったので余計に使う機会なく。
私も美容院に行くなど、その時だけで即ゴミ箱という時用に使おうと思ったものの、これでは美容院でも使えません!
このマスクを作った会社には申し訳ないのですが、一消費者の立場から言わせて頂くと税金の無駄遣いと感じずにはいられません。
マスクのゴムを伸ばす方法は?きつくて耳が痛くなるのを改善する対策紹介!まとめ
今回は我が家の体験から、マスクのゴムを伸ばす方法ときつくて耳が痛くなるのを改善する対策を紹介しました。
マスクのゴムの長さに関してメーカーさん側の改善も期待しつつ、ストレスの無いマスク着用にお役に立てたら幸いです。
正直な事を言うと、マスクを必要としない生活が一番ありがたいのですけれどね。
マスクのゴムを伸ばす方法は?きつくて耳が痛くなるのを改善する対策紹介!
最後までお読みいただきありがとうございました!