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終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!

終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!
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あなたは『終活』と言う言葉を聞くとどんなイメージが浮かびますか?

就職活動の就活ではなくて終活です!

終活『人生の終わりのための活動』の略。人間が自らの死を意識して、人生の最後を迎える為の様々な準備やそこに向けた人生の総括を意味する言葉ーWikipediaより

終活という言葉が広まり始めたのは2009年頃で、その後メディアなどでも頻繁に取り上げられる様になりました。

言葉だけ聞くと『生きている間に死の準備をするなんて縁起が悪い』と、避けたがる人もいるかもしれませんね。

でも、その意味を深く掘り下げてみると、いかに人生をより良いものにするかという前向きな捉え方も含まれることや、その重要性が理解できます。

実はこの度終活の必要性を広める活動として、カナダ在住終活アドバイザーの叶多範子さんが初の電子書籍を出版されました。

この機会に終活のことを真剣に考え学んでみたいと思い、今回のテーマとしました。

終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!

是非最後までお付き合いください!

 

終活はなぜ必要?

終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!

カナダ在住終活アドバイザーの叶多範子さん自身がなぜ終活の必要性を感じたかと言うと、8年ほど前に直面された日本人のお友達の孤独死というのがきっかけだったそうです。

彼女が日本のご家族に変わって残された物の一切の後片付けを担ったそうなのですが、それには何と2年を費やしたと言う事です。

今は何もかもがパスワードで管理されている為、パスワードがわからないと先に進めません。

終活をせずに突然この世を去った場合、残された人がいかに大変な事になるかを実感した事で、終活を学びアドバイザーの資格をとる決断をしたのだそうです。

私自身が終活を意識したきっかけ

私の30年となるイタリア生活では、多くの方々に支えられ助けられて来ました。

その中でも、私の母に近い年齢で”イタリアでの母”として大変お世話になった方がいらっしゃいます。

知り合った当初は日本のお母様の体調を気遣い、頻繁に日本とイタリアを行き来されていました。

ご自身を一卵性親子と称するほど、お母様と仲が良く大切になさっていらしたので、覚悟はされていたとは言えお母様が他界されてからしばらくはなかなか悲しみから立ち直れない様子でした。

しばらく経ってから再会した際には、お母様の遺品をなかなか片付ける事が出来ないというお話を伺いました。

処分しなければならないと理解していても、いざ自分の手でその作業をしようと本当に辛くて苦しいとおっしゃっていました。

そして、こんな思いはもう自分一人で十分だと強く思われたそうです。

ご自身には息子さんが二人いるのですが、息子達には同じ思いは絶対にさせたくない、だから真剣に終活を始める決意をしたと私に話して下さいました。

そして私にも、物は極力増やさない事や、例えば自分が死んだら構わず捨ててほしいと思う程度の物ならば、自分自身で生きているうちに処分する事を心がける重要性を語って下さいました。

終活=断捨離だけではない

その様な流れで、私の場合は終活=断捨離のイメージとなっていました。

勿論それも大切な事。

ですが今回終活アドバイザーの叶多範子さんより、それはあくまでも一部分に過ぎない事に気付かせていただきました。

例えば範子さん自身が体験した事の中でネックとなったのがパスワード!

日常生活の中では、本人のみ知っていれば良いものであり、むしろ他人には知られない様にとされているパスワードなだけに、万が一突然死を迎えたりそうはならない様にと願ってはいるものの認知症にでもなったとしたら、遺族であってもどうしようもありません。

そんなパスワード一つをとってみても、万が一の時(それは決して死に限らず認知症になる事もあり得なくはないのです)には遺族がスムーズに分かるようにするにはどうしたら良いのか考えておくのも大切な事です。

終わりの為の活動でなく終わらない活動

冒頭では、終活とはウィキペディアの説明から『人生の終わりの為の活動』と紹介しましたが、終活アドバイザーの叶多範子さんはあえて『終わらない活動』と紹介されています。

終わりに向けて自分が旅立った後に残された人たちの為の活動も勿論ありますが、もう一つは自分の人生が終わるまでをいかに有意義に過ごしていけるかという活動でもあるということなのです。

例えばエンディングノートを作ると良いと言われますが、可視化する事により自分が残りの人生の上で何を優先すれべきなのかが分かるし、それが今生を充実するという事につながるわけなのですよね。

また、昨今で身体は健康であっても認知症になる人が増えています。

自分の好ましい物そうでないものを書き留めておく事が、例えば介護をしてくれる方が迷う事を極力減らせる効果となると言います。

終活とは自分と愛する人たちへの愛と思いやり(叶多範子さんの本のサブタイトルより引用)

そういえば、スピリチュアリストの江原啓之さんも、以前ご自身のラジオ『おと語り』の中で、終活をしない人は家族への愛が足りないのだとエンディングノートの必要性を強く話されていた事がありました。

私自身、実は学生時代に無理が祟って体調を崩し、いわゆる臨死体験に似たことを体験した事があります。

意識を失っている中でとても心地よく幸せな気分になり、医師や看護師数人に囲まれた中で目を覚ました際には逆に邪魔されたと憤りを感じた程でした。

その時以来死は怖いものではないと思う様になり、いつその時が来ても自分は受け入れる事が出来るし残った私物は全て処分してくれれば良し!などと思ってきました。

しかしそれは、いかに横柄で自分勝手な言い分であるかという事に気付かされたのです。

去った後にいかに宿題を残さないか、それこそが自分の愛と思いやり、そして敬意でもあるのですね。

 

終活を始める適切な年齢とは?

終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!

それでは終活というのは一体何時ごろ始めるのが適切なのでしょうか。

ある団体の調査では65歳くらいではないかというアンケート結果だった様です。

しかしながら、いつ何が起こるかわからないのが人生です。

出来れば自分が元気なうちに始める方が、より健全に物事とも向き合うことが出来るわけです。

終活アドバイザーの叶多範子さんは、一般的に50代になると仕事も子育ても落ち着き始めるので、そのタイミングがふさわしいと言われています。

残りの人生を考えても、50代というと折り返し地点を過ぎていると考えるのが一般的なので、今後自分が何を優先して生きていきたいかを認識する上でもふさわしいと言える様です。

 

終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!

海外在住日本人のための50代からの終活

終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!

実は今まで終活について書いてきたわけですが、これからご紹介する本を読んで頂く事が、終活の第一歩を踏み出すのに最も良いと言えます。

と言うのも、先ほどから何度もお名前が登場しているカナダ在住の叶多範子さんが、終活に関する本を初出版されたのです。

記念すべきこの本のタイトルは『海外在住日本人のための50代からの終活』

ご自身の親しい友人の突然の孤独死を体験された事で、終活の必要性を誰よりも強く感じた叶多範子さんは、現在その時にご縁のあったカナダ人弁護士の事務所でアシスタントとして働いている中で今尚日々誰かしらの人生の終わりに向き合われ携わっています。

この本の中にはそこで培った事も含めて伝えたい広めたいと思われた内容を凝縮し、しかも分かりやすく書き記してあります。

出版はKindleの電子書籍です。

少し前まで本は絶対紙でなければ!と言う紙派の私でしたが、実際何冊かの電子書籍を読んでみたら、扱いにくいと思っていたのは自分の思い込みによるものだと分かりました。

今回は更に、『役に立ちすぎる!海外終活チェックリスト』と『とにかく最低最小限これだけは!もしもの時ノート』と言う2大特典もついています。

これは是非、日本在住か海外在住に関わらずまた50代以上でなくても誰にとっても重要な内容だと思いますので、この機会に是非無料で頂いてしまいましょう。

なぜ海外在住とされたのかは、海外在住者は日本とその居住国と両国において手続きは必要となるし関わってくる家族もいるしで、それだけ単純に考えても2倍の労働力が必要となるという認識が必要だからとの事です。

この本の題名のにおいてのすごい裏話!

実はこの本においては、よりすごい裏話があります。

なんと叶多範子さんは、今年1月にカナダで本田健さんにお会いする機会がありました。

その際に、本田健さんが決めて下さった題名・タイトルなんだそうです!

「60代からでは遅すぎるよね」とも言われたそう!

それから5ヶ月弱という短期間で初のこの書籍が出版に至ったと言うのは、本当に素晴らしい事です。

それだけ、終活アドバイザー叶多範子さんの強い思いが込められている事が伺えます。

 

終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本も紹介!まとめ

終活はなぜ必要?始める適切な年齢とは?終活アドバイザー執筆のおすすめ本を紹介!

今まで終活という言葉に馴染みがなかったり良いイメージを持っていなかった方も、ここまで読んで下さった方は何となくイメージが変わりましたか?

私も、人生半世紀を過ぎてからこのブログを始めたり色々な挑戦をし始めました。

今は昔の様に年齢にとらわれる事もなく、思い立った時が新たなスタートの第一歩であり、チャンスも往々にしてあるのでとてもありがたい世の中だと感じます。

現人生は誰に対しても一度きりです。

だとしたら、最後まで生きる事にフォーカスして暮らせる事が理想ですよね。

エンディングノートを付ける事は、限られた人生の中で自分は何をしたいのかどう生きたいのかを見つめ直すのにもとても大切な事なのだと改めて思いました。

余談ですが、イタリアの聖フランシスコ(現ローマ教皇が教皇名として選ばれた聖人)はこの世に存在するあらゆるものは神によって創造されたものであり全てが兄弟姉妹であると説かれました。

『被創造物の讃歌』をご存知の方も多いかもしれません。

あの、ブラザーサン&シスタームーン、兄弟である太陽、姉妹である月です。

その中で、死ですら神に与えられたもので姉妹である(イタリア語で『死』MORTEモルテは女性名詞)と謳いました。

だから死は恐れるものでもなければ特別なものでもないし、苦しみでもないと言うのです。

その姉妹を受け入れる際に人生やりきったと思えるように、そして自分の旅だった後に残された方々に辛い宿題を残さない為にも、一緒に終活のことを考え始めるきっかけになればと思います。

まずは、海外在住に関わらず日本で暮らしている方にも必ずお役に立つ本、特典付きというありがたいこの機会をお見逃しなく!

最後までお読みいただきありがとうございました!